ホンダ・ジェイドに一年乗ってみての体験記

我が家にホンダのステーションワゴン、ジェイドを迎えて一年が過ぎました。あまり大々的に宣伝もされておらず、かつ辛めの批評が多い車ですが、一年乗ってみてのレビュー記事を書いてみたいと思います。

ホンダJADE(ジェイド)について。

http://www.honda.co.jp/JADE/

http://www.honda.co.jp/JADE/

人気でありながら2010年にモデル終了したストリームの後継と言われるステーションワゴンで、2015年2月に発売となりました。5ナンバーから3ナンバーに車幅が広がったことに加えて、ハイブリッド1.5リットルのエンジン、HONDA SENSINGという安全技術を搭載するとはいえ、乗り出し300万という強気な価格設定です。

発売後は自動車評論家からは2+2+2のシートレイアウトが酷評され、こんな車のニーズがあるんだろうか?という意見が散見されました。
噂ではマイナーチェンジでは後部座席は3列シートになるとかならないとか。

ジェイドに決めた理由。

うちの家庭は妻と幼児二人の4人家族。それまではフィットに乗っていましたが修理トラブルが続いていたため、活動範囲やライフスタイルが広がるような車を探して、半年くらい色々な車を試乗していました。

子供がいるからやはりファミリーカーかなと思っていましたが、トヨタのISISは10年ぶりのモデルチェンジ前のため設計や作りが古く感じ、VOXI(ボクシィ)やESQUIRE(エスクワイア)などは400万近く予算外。
また色々と乗り比べてみてて、上記のVOXIやNOAH(ノア)、STEPWGN(ステップワゴン)など背の高いワンボックス車はフワフワした感じが妻に不評で候補から外れていきました。

そして以下のような要件が絞り込まれてきました

  • 運転が疲れないこと
  • 燃費が良いこと
  • 安全性能が高いこと
  • 何かの時に荷物や人を載せられること
  • 背が高くないこと
  • ヘッドレストが前過ぎないこと

これらが条件になってきました。

こうなるとステーションワゴンのカテゴリとなりますが、今このクラスは旧レガシーであるレヴォーグやインプレッサぐらいしかないんですね。
かつてはアバンシア、ステージア、アコードワゴン、アベニール、MARK-Xなど人気だったのかもしれませんが、今は意外と選択肢の少ない車種です。

その中で要望にぴったりだったのが、ジェイドです。

JADEは初見から、その流麗なボディラインが気になっていました。そして運転のしやすさ。

思いのほか見やすいウィンドウ

思いのほか見やすいウィンドウ

低く構えたスタイルのため狭いのかと思いきや、運転席に座った時、フロントガラスからサイドウィンドウまでの視界の広さに驚きました。
そして大きめのサイドミラーと、ミラーがしっかり見えるサイドウィンドウ。

http://www.honda.co.jp/JADE/

http://www.honda.co.jp/JADE/

プリウスの方が意外と天井やフロントガラスが迫ってくる圧迫感を感じました。

CMでアピールしていた立体駐車場に入るほどの低重心、そしてこだわりのサスペンションのおかげで、コーナリングや高速運転も揺れがなく、キビキビとしてる割に安定感があり好印象でした。

評判良くないと言われる3列目のシートは、まあ大人向けではないです。でも頭の上がルーフウィンドウになってるおかげで明るく、子供達には好評でした。

ライバル的には同じホンダのシャトルや中古市場のストリーム、カローラツーリングワゴン、インプレッサなどがありましたが、運転のしやすさ、安全性からの総合判断となりました。

一年経って見て。

時折のちょっとした遠出を含め日常の足として使ってきましたが、全体的に大変満足しています。

疲れのない乗り心地。

JADE

ハイブリッドであることに加えて、タイヤのノイズを軽減するホイール、車体の静音材の効果か、静粛性が確実に乗り心地の良さにつながっています。

また、一定速度で追尾してくれるオートクルーズ機能が結構便利です。
普通の車だとスピードや車間をどれだけ気を配って運転していたかがよく分かります。
完璧に手放しの運転ではないですが、確実にストレスは減ります。

低めに抑えた作りのおかげで、コーナリングやバウンド時も安定性があり、乗り降りもしやすい利点となっています。

前述の通り視界の広い運転席、ゆとりある空間ということもあり、車に乗って移動することが楽になりました。

ハイブリッド、燃費について。

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おおよそ18〜20km/l前後を推移し、ロングドライブの多い日だと26km/lを超えることもあります。
ステーションワゴンのこのクラスであれば10〜15km/lいけばいい方なので、満足です。

モーター駆動モードは走り方によって出番が変わってきますが、うまく使えば60km/hを超える速度でもEV走行となる時もあります。
切り替わりも気づかないくらい、いい感じです。

話題の2列目、3列目は

賛否両論のある2席しかない2列目シートですが、今の所こちらもこの仕様で困ったことはありません。
大人を5人、6人を乗せることがまずないからなのですが、万が一の3人並びにするか、常時ゆったり座れるか、の選択です。
3人並んで座ることすら少なく、普段使いが楽なほうがいいので、こちらも概ね満足しています。

これは乗って比べて好みに合わせてください、としか言いようがありません。
私はアリだと思います。


子育て世代は、家族大人数乗れて、燃費も良くて、運転もしやすくて、安全で、壊れなくて、それでいて安くてと車への要望が盛りだくさんです。

全部を抑えようとすると全体的にアンバランスになったり見えないところで質が落ちたりするので、車選びは難しいところ。

でも郊外や地方に住んでいるならば車は毎日の生活の一部なので、日々使いやすいかどうかを大事にすべきでは、と思います。

また、身の回りの持ち物の選び方で、生活のクオリティや得られる体験、つながる活動範囲が変わってきます。
せっかくの相棒なので、そうしたそれぞれの家族の理想的なイメージが描ける車だと、いいですよね。

仕事と家庭の両立について取材が朝日新聞に掲載されました

先日朝日新聞から取材を受け、その内容が記事となりました。

2015年5月7日付の新聞に掲載されると当日通知を受けたのですが、同日ウェブサイトにも登場。はたまたハフィントンポストにも転載されて、家族の様子や姿が全世界に一般公開されてしまいました。

ネットで働く、地方で暮らす 家族との時間も存分に クラウドソーシング/朝日新聞

妻を見て「育児に時間を割こう」と考えた→会社「勤務日増やせ」→そして今は…/ハフィントンポスト

また送ってもらった新聞を見ると一面デビューだったようで、もうこれは家宝となりそうです。

朝日新聞

記事のひとつひとつに責任を持って

今回、はじめてこういった取材を受けたのですが、東京総局の井上記者がわざわざ沖縄まで来てくださったのは今年の2月頃のことで、そのときも数時間取材を受け、その後もメールや電話で何度も内容の確認や追加の質問などを受けました。

そして記事になったのはこの5月のこと、そして記事内で関連する部分はおよそ50行前後です。

「それだけ」のために人材と時間とお金を使い、裏取りや推敲、編集を重ねてそしてはじめて記事になる、というこの過程を考えると、ウェブサイトのコンテンツ作成従事者として頭の下がる思いがしました。

新聞だけでなく雑誌やメディアなどコンテンツ作成のプロにとっては当たり前の流れかもしれませんが、情報発信の容易さ、速さが優先される昨今では、こうしたきちんとした「取材」は大切だと感じました。

新聞の権威衰退うんぬん言われますが、いやいやどうして、100年にわたりジャーナリズム業界が培った情報収集力と編集力、これからも形をこえ必要とされると感じます。

クラウドソーシングの広がり

さて内容となるクラウドソーシングですが、クラウドソーシングで仕事を受注して、果たして家族を養えるか− 日本中でもうすでにチャレンジされている課題ですが、わたしも取り組んでいるところです。

わたしがはじめに見知った頃は、「SOHO」という言葉で知られていました。

実際、多くの諸先輩がたがすでに始めていることで、キャリアが充実し家族を持つ年齢となったエンジニアの方がリモートワークやノマドのスタイルで仕事を行っておられるのは周知のことかと思ったのですが、記者の方に話を聞く限りまだ一般的ではないようでした。

しかしクラウドソーシングを盛り上げよう、とする動きは確実に存在するようで、大手のランサーズも利用を促し、メディアに情報を公開し、先日はイベントにも招いていただきました。

Lancer of the Year 2015 を受賞しました【パパランサー賞】

ただネット上の情報と似ていて、そろそろ「マッチング力」に限界があるような気がします。必要としている人に、だれでもいいではなくて最も適した働き手を提供し、仕事をしたい人にも、ぴったりのお客さんを紹介して、のキャズムがそろそろ越えるべき頃です。

こういって一般化していくことも、業界のレベルアップにもつながるので、今後の展開にぜひ期待したいところです。

Lancer of the Year 2015 を受賞しました【パパランサー賞】

Lancer of the Year 2015

このたび、ありがたいことに「Lancer of the Year 2015 – 新しい働き方大賞 -」にノミネートしていただき、うち新しい働き方「パパランサー賞」を受賞いたしました!

「Lancer of the Year 2015 – 新しい働き方大賞 -」は、クラウドソーシング会社「ランサーズ」が、フリーランスの活躍やクラウドソーシングをプロモーションするイベント。

開催概要 (ランサーオブザイヤー)

本年からスタートした、「 Lancer of the Year – 新しい働き方大賞 – 」とは、スキルや経験を活かし、時間や場所にとらわれない新しい働き方を体現している”フリー”ランスの中から、次世代ワークスタイルのロールモデルとなる個人を表彰するセレモニーです。

51名の受賞者のうち7名が全国から渋谷ヒカリエホールに集まり、そして特賞を受賞された爆笑問題 太田さんの奥様の太田光代さん、女性ノマドの先駆けともいえる安藤美冬さんも加わり、メディアの方も50名近くいて、滅多にない機会となりました。

パパ・”フリー”ランサーと呼ばれて

パパランサー賞は「育児をしながら、フリーランサーとして活躍している男性に授与する。」とのことで、このアワードのテーマでもある「新しい働き方」という意味では、実際クラウドソーシングで食っていけるのか、そして家族を養ったりできるのか、ということを広く知ってもらうためにはいい企画だなあと思いました。

わたしは数年前は会社員としての立場だったのですが、二人目の出産に伴う「産後クライシス」を乗り切るためにフリーランスとなりました。

そのとき1歳の子がいて、夜泣きや風邪や想定外の出来事に夫婦で翻弄されていたので、そのための決定でした。収入が一時的に少なくなるとしても仕事の時間を世話にも割り当てないと、と。

また子育てで最も重要な時期は、人格形成の基礎となる幼少期の頃とどんな本にも書いているので、その時期にともにいる時間を増やしたいと願っていました。

しかし、そのときちょうどクラウドソーシングが盛り上がってきていたところだったので、それを知らなければ、フリーになっていたかどうかはわかりません。

とても順調とはいえないくらいドラマがありましたが、だいぶ家族や働き方も落ち着いてきたこの頃にこうして「パパランサー賞」を受賞することは、そういった大変な日々を労ってくれるものに感じられて、感慨ひとしおです。

やっぱり、ネットの仕事ほどリアルで会うことは大事

つながり

今回、フリーランスで活躍する他の方々にもお会いしトークを楽しめ、いろんな立場の人がいるなあと知りました。子育て仲間も実は意外といたり、地方在住という戦友もいて、励みになりました。

そして秋好社長はじめ本社の方々ともお会いできて、市場創りに情熱を傾けている様子、血の通ったサービスであることが見えると、より価値が見えてきます。

今回、実際にクラウドソーシングで受発注している方々とも会う機会があったのですが、ネットで行う仕事こそ、実際にリアルで会う機会は大事なのかもしれません。

生き方はもっとパラレルでいい

パネルセッションで安藤美冬さんが語ってくださっていましたが、仕事、プライベートがもっとパラレルに、線引きや区分けをつくらずに在ることが、本来の生き方の形なのではないかなあ、と思います。

自由な生き方とは

自由な生き方とは

メルボルンへF1を見に行きその合間に仕事をしたり、仕事の打ち合わせを行きたかったカフェで行う、とか。

子供の面倒をみつつ、企画をまとめたり。

もちろんコミットしなければいけない仕事、制約が必要な業種はありますし、いろんな企業が取り組みを始めていますが、まだまだマイノリティなのは事実。

地方に行くほど選択肢が限られるためとくにそうで、しかしクラウドのおかげで地方こそアドバンテージを広げやすくなっているかもしれません。

ネットのおかげで、そしてランサーズのようなプラットフォームが整備されることで、その下地ができてきているので、ぜひ今後も発展していって欲しいと望んでいます。

そんなことも考えられる、いいイベントでした。

TBS-BS「グローバルナビ」へ働き方を取り上げて頂きました

私事といいつつ仕事の様子が2014年10月11日(土)10:00からのTBS-BS「グローバルナビフロント」に、取り上げられました。
わざわざ取材を受けてTVに出るのははじめてだったので、ちょっとした記念になりました。

グローバルナビフロントとは

グローバルナビフロント

「グローバルナビフロント」はTBSのBS放送での番組。TVを持たない暦10年のわたしは知らない番組だったのですが、放送開始は2000年という、それなりの長さとブランドを持つ経済系の報道番組です。
経済動向とともに、旬の産業を取り上げる1時間の番組。生放送なんですね。
今回クラウドソーシングの「ランサーズ」が取り上げられ、ランサーの一人として紹介されました。

取材の経緯

以前に沖縄でクラウドソーシングのイベントがあった時に登壇させて頂く機会がありました。

「47都道府県おじゃまします!フリーランス交流会 in 沖縄」へ参加してきました

そのときに語っていた、育児にも時間を割きながら働く、というワークライフバランスという内容を気にとめて頂けたようです。広報の方を通し、番組担当者の方のご紹介を受けました。

取材の様子

事前に撮りたい内容を聞いていたものの、どんな形となるのか気になって家族もそわそわ。

けれど撮影もインタビューも一人でこなすディレクターのMさんが気さくに接してくれたので、緊張しつつもあっという間に4時間ほど過ぎていきました。

取材!

朝食風景から子供たちと遊ぶ様子、自宅周辺など。いやー、こうやって番組はできていくんだ、と勉強になりました。

番組の内容

うちはTVはおろかBSも映らないので、なおかつ大型台風19号の影響で朝から停電だったため、那覇の親族の家に見に行きました。

番組特集のテーマは「働き方改革 広がる“クラウドソーシング”」。

自宅にいながらプロとして仕事をする。
時間や場所にとらわれずに自分のペースで働ける「クラウドソーシング」が急速に拡大しています。

インターネットを通じて企業がフリーで働く人に仕事を発注するもので、その内容はホームページの作成や企業ロゴのデザイン、翻訳に単純なデータ入力、更にはスマホアプリの開発にアーティストのPV制作まで多種多様。

地方に住んでいても、子育て中の主婦でも、定年退職したシニアでも誰でも気軽に働くことができます。
中にはクラウドソーシングのみで生計を立てる若者や年間1000万円単位で稼ぐ人も。

グローバルナビ番組紹介より(2014年10月11日放送分)

ネットで仕事をマッチングさせることの価値

ゲストとしてランサーズの秋好社長が出演。

司会の嶌信彦さんは、以前は新聞の募集広告で行なわれていたことがインターネットでもできるようになったんですね、と語っていました。

今までももちろん自営業者は普通にいました。いろいろな種類と業界の。形は変わりません。

単純にはそうですが、ネット上で仕事マッチングサイトの雄が登場することでその裾野が広がり、大企業、そして中小企業から個人へ受発注が行なわれるほどに成長している、という点が強調されていました。

そしてこういう仕事紹介サイトのおかげで生活やビジネスが成り立つ人や企業が紹介されていました。

実際、いまのわたしの仕事も生活も、ネットがなかったら成立しないもののひとつ。

今回は自宅で家族の世話をしながらのウェブデザイナーとして紹介してもらいました。

実際こういう方々、もっとうまくやっておられる諸先輩はたくさんいるのが事実なのでほんとに恐縮なのですが、家庭と仕事の板挟みだけではなく、そんな働き方の持つ可能性を共有できたらと思いお受けしました。

実際出来上がった番組を全体で見てみて、取材に応じて良かったなと感じています。

働き方について

番組でも少し語っていたのですが、二人目の長女が産まれることを機に退職しました。

そのときに長男は1歳数ヶ月、どんどんとアクティブになっていくのに疲弊していく妻や自分。親族や知人がいたとしても、手伝ってもらえることには限界がありますし、仕事から帰宅して休むまでの家での時間が大変で、どこか生活を見直す必要がありました。

さらに手がかかるのは目に見えていたので、自宅の一室をオフィスにし、仕事を行なうスタイルに変更しました。

いいカタチを作るには時間がかかりましたが、結果的には、そう決定してよかったと感じています。

イクメン?

人が集まって、みんなでルールを決めて、その中で生み出せる良いモノの価値も分かりますが、それぞれの生活と仕事との関係、もう少しいろんなバランスがあってもいいのかなと思います。

こういった子育て、病気、親族の必要、様々です。

ランサーズさんはじめ、こういったクラウドソーシングがどんどんと「働き方」のバリエーションに合わせた整備をしてくれていることには感謝しています。

クオリティを保ったり、トラブルを減らしたり、仕事を集めてきたり、実際個人ですべてやろうとすると大変なのですよ。

トライアンドエラーを繰り返しながら業界や社会的に質を向上したり、市場を作ったりという点では時間とお金が掛かるものなので、こういった会社があることは有難いと思います。

そんな上で、こういった番組がよい役割の一つとなるよう願っています。